群馬県における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について
上信電鉄株式会社、群馬中央バス株式会社、日本中央バス株式会社、株式会社群馬バス、株式会社矢島タクシー、永井運輸株式会社、群馬県バス事業協同組合、東日本旅客鉄道株式会社は、「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について合意いたしました。バス事業者6社が協力して一つの地域で導入する初めてのケースであり、交通ネットワークとしての利便性向上が期待できます。
1 地域連携ICカードの概要
地域連携ICカードは、地域のバス事業者が運行するバスの定期券や各種割引などの地域独自サービスの機能に加えて、Suicaエリア及びSuicaと相互利用を行っているエリアで利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaサービスが、1枚で利用可能な2in1カードです。
2 地域連携ICカードの導入による効果
・既存のSuicaやSuicaと相互利用可能な他の交通系ICカードで、県内の複数バスをご利用いた
だけるようになります。
・観光など県外からのお客さまの利便性も向上します。
・乗車運賃の精算方法がキャッシュレスになることにより、新型コロナウイルス感染症予防対
策としても有効です。
3 IC乗車サービス対象路線
前橋駅、高崎駅、太田駅を中心にバス事業者6社(上信電鉄株式会社、群馬中央バス株式会社、日本中央バス株式会社、株式会社群馬バス、株式会社矢島タクシー、永井運輸株式会社)が運行する路線バスへの導入を予定しております。具体的な路線は、決定次第お知らせいたします。
4 サービス開始時期
2022年春のサービス開始を予定しております。具体的な日程は、決定次第お知らせいたします。
5 カード名称・デザイン
普段バスを使わない若年層でも持ちたくなるデザインをバス事業者で検討し、
名称を「nolbé(ノルベ)」に決定しました。名称は、群馬弁で(バスに)乗るを意味する「のるべぇ」に由来しています。